備忘雑録

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森達也講演会 「世界はもっと豊かだし人はもっと優しい -不安と不信のスパイラルを抜け出すために-」

オウム事件が盛んだった当時、オウム信者の実態に迫ったドキュメンタリー「A」シリーズで有名な映画監督の森達也氏の話が聞ける機会があった。

今のご時勢、どこに行っても少しでも怪しければ、職質され連行されちゃうというセキュリティ過多な社会になったって話なわけだが、この手の言説はよく聞かれることである。

治安が悪くなったように言われるが、統計上は戦後最低だし、先進国中でも断トツに治安がいい。
なのに日本は犯罪多発国の様にメディアで日々報じられている。

森氏はメディア側の人間として、やはりそこには取り締まる側、報道側に治安が悪い方が人々に集団意識が働き、何かと都合がいい事があるからだという。

こういう事が叫ばれ始めたのは、やはりオウム事件あたりからだと感じてるらしい。メディアは何の自制も働かず、過熱報道を行った。そのせいで別の実害が出た。そこで初めて、報道の恐ろしさが各局わかったらしい。

今のニュース番組が来る日も来る日も殺人事件を取り上げるのは、そういった過熱において、視聴者は興味を引きかれ、そのニーズにメディアは更なる拍車をかける。今の体感不安はこうして作られていると指摘してるようだ。

「A」において取材をして、そこに映し出された信者達は、我々を変わらないものだったことは強調していた。我々は重大事件を起こした相手に対して、何か自分達との違いを見つけないと不安である。でも違った、だからこの作品は衝撃だった。

その答えに、人間つーのは性善説に生き、だからこそ歯止めの利かない人殺しをしてしまうということを言ってたなぁ。性悪説で悪意を持ってする人殺しは摩擦が起きる。しかし、人のためをおもった殺人。やさしいが故の行為は歯止めが利かなくなる。それが戦争やオウム事件の本質じゃないだろうか、という。
まぁ、確かに納得できる部分はある(まぁ、大学生向け公演だし、若干綺麗過ぎるとも思うが
これに噛み付いた生徒もいたが、やっぱそこは向こうの方が上手だったか。

これらを打開するには、視聴者自身がそれらの矛盾に気づき、少しでも方向を変える必要があるという。そうすれば自ずとメディアも、それに追随するはずだという。

今のままで行けば、いくら体感治安と実数に乖離があったっとしても、体感不安に実数が合わせようとする。これからは犯罪が増えるかもしれないと指摘をしていた。

まぁ、結局のところ我々視聴者側のメディアリテラシー(正しい方向に導くための)力をつけなきゃどうにもならんという事らしい。

「A」について突っ込んでみたり、本持っていけばサインも貰えただろうけど、それが出来ないのが俺なんだよなぁ・・・
滅多にない機会なのにねぇ・・・
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