備忘雑録

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おくりびと

おくりびと
監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂 原案:青木新門
音楽:久石譲
出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子

五つ星評価:★★★★

第32回モントリオール世界映画祭においてグランプリを受賞し、第81回米国アカデミー賞最優秀外国語映画賞部門にエントリーされたことでも記憶に新しい作品。

最近では『陰陽師シリーズ』、『バッテリー』などの作品のメガホンをとった滝田洋二郎監督が携わっている。

子供の頃からやっていたチェロの演奏者としてオーケストラに参加した矢先に解散。借金と共に途方に暮れた大悟(本木雅弘)は、妻と共に故郷に帰ることを決意。仕事を探していたところ、求人広告に「旅のお手伝い」という言葉が目に付き、行ってみると、それは納棺師の仕事であった。

こういった映画で紹介されるか、実際に立ち会わない限り知らないであろう納棺師という仕事に驚かされた。納棺師とは、棺に遺体を入れる仕事ではあるが、そこには旅立ちを演出するための素晴らしい技術があった。実際には、葬儀屋が行うことが多いらしいが、映画では区別された隙間産業として描かれている。

遺族を前にして、遺体を綺麗にし、仏衣を着せる。そのどれをとっても流れるように美しく、ピンと張り詰めて空気感がヒシヒシと伝わってくる(実際に美しいかどうか僕自身は立ち会ったことがないのでわからない

映画の中でも描かれているが、こういった職業、つまり死を扱う仕事に対して、日本人はどこかタブー視して意味嫌っている。その一方で、死を尊い事として認識している日本人の死に対しての独特の感性や習慣を上手く描いている。

そうした重いテーマを扱っている一方で、随所にテンポよくちりばめられてユーモアの数々。オープニングの掴みの時点で、多くの人が笑っていた。

キャスト陣も素晴らしい。山崎努演じる社長のユーモアと熱意、生真面目であるが故振り回される主人公本木雅弘。どれも存在感が出ている。妻の美香(広末涼子)は、ちょっとしたお色気シーンもあり、すっかり大人な女優に成長したもんだと思ってしまう。

普段馴染みのない職業である納棺師について知れる作品であり、また死という普遍のテーマに関して改めて考える事の出来る作品であり、万人に勧められる作品として仕上がっている。
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